米国スタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授は、成功者の多くは、計画的にキャリアプランを立てて実行したのではなく、予期しない偶然の出来事を上手く取り込んで成功したことを見出しました。変化の激しい現代においては、計画通りになることは少ないためで、この理論は多くのキャリア研究者に認められています。
クランボルツ先生は、偶然を取り込み、キャリアを良いものにしていくには、「好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心」の5つが必要と説いています。特に日本人の場合、柔軟性(こだわりを捨て、信念、態度、行動を変える)と楽観性(何とかなるさと、常に前向きに考える)が苦手な人が多いかもしれません。
私自身、最初の就職、コンサル会社への転職などで、偶然のキッカケがありました。皆さんも、これまでの人生で印象に残る偶然の出来事を思い出すワークをやってみませんか?
▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』
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