キャリア理論の先駆者である米国のドナルド・スーパーは、「キャリア開発のプロセスは、自己概念の発達である」と唱えました。自己概念とは、「自分は何者であるか」という自己イメージです。満足のいく職業選択を行うためには、肯定的な自己概念を形成していくことが必要です。
また、スーパーは、人生を5つのライフステージ(成長期、探索期、確立期、維持期、解放期)に分類し、それぞれの段階での発達課題を定義づけました。このキャリア理論を理解することで、自分を客観的に眺めることができます。
最後に、RIASECと呼ばれる職業診断手法をご紹介します。これは、ヒトの基本的な性格による職業興味を6つに分類したもので、厚生労働省のサイトで自己診断できます。各タイプに向く職業リストも掲載されているので、興味があればやってみてください。
▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』
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