世界経済フォーラムの2022年調査で、日本のジェンダーギャップ指数は、146カ国中、116位でした。先進国では最低です。なぜ日本は女性の社会進出が進まないのでしょうか。
欧米でも、1960年代までは、女性は専業主婦が一般的でした。しかし1970年代以降、女性が働くことが当たり前になってきました。一方、日本では1985年に男女雇用機会均等法ができましたが、子育て時期に仕事を辞める人が多く、男女の賃金格差もあり、女性の管理職比率は低いままです。
2018年に、ニュージーランドの女性首相が産休を取得し、国連総会に赤ちゃんを同伴しました。英国でも、ブレア、キャメロン、ジョンソンの3人の男性首相が育児休暇を取得しています。日本では、2020年に当時の小泉進次郎環境大臣が産休を取得しました。私は英断だと思いましたが、「大臣が休むのか」といった否定的な声も多く、日本社会の遅れを感じされられました。
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