自分のスキルの中で、汎用性があり、他の会社や仕事でも使える強みを「トランスファラブルスキル(移転可能な能力)」といいます。主体性、リーダーシップ、実行力、積極性、チャレンジ精神、臨機応変、独創性などが、例として挙げられます。
エンプロイアビリティ(雇用される能力)を維持・向上させるには、意識して努力を継続しないといけません。スキルは、時間の経過(年齢)とともに陳腐化し、必要とされるスキルとの間にギャップが生じるためです。
トランスファラブルスキルを身につけると、エンプロイアビリティが向上します。多くの組織に求められるスキルをもつためです。従来のスキルアップは、ハシゴをまっすぐ登るイメージでしたが、最近はジャングルジムを登りながら、少しずつスキルを身につけるイメージに変化しています。つまり、どこから登ってもよいし、途中でルートを変えてもよい、休んでもよいのです。
▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』
https://yamagishi-shinji.com/
Podcast: Play in new window | Download