039. 人生を考える映画(3)どんな仕事も素晴らしい!

人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する3回目です。今回は、「どんな仕事もたいへんだが、本気でやると素晴らしい」ことを再認識する4本です。

 

まず、『スーパーの女』(1996年、日本)、伊丹十三監督の作品です。パート主婦が、ダメなスーパーマーケットを立て直すコメディーです。

 

2本目は、『フラガール』(2006年、日本)。福島県の炭鉱の娘たちが、ハワイアンセンターのダンサーになり、地域を活性化した実話です。

 

3本目は、『おくりびと』(2008年、日本)。失業した音楽家が、仕方なく納棺夫の会社に就職し、その仕事に誇りをもつまでを描いています。

 

最後は、『インビクタス 負けざる者たち』(2009年、米国)。南アフリカのラグビーワールドカップで、地元の南アフリカが優勝した実話です。ネルソン・マンデラ大統領のリーダーシップが勉強になります。

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038.人生を考える映画(2)シニア世代の生き方の参考に!

人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する2回目です。今回は、シニア世代の生き方の参考にしたい3本です。

 

まず、『マイ・インターン』(2015年、米国)。70歳のシニアインターン(再雇用社員)が、ベンチャー企業の女性社長を支援するストーリーです。シニア世代が社会で働き続けるための心構えや立ち位置が参考になります。

 

2本目は、『生きる』(1952年、日本)、黒澤明監督の名作。あまりやる気がなかった公務員が、がんで余命半年の宣告を受け、最後にがんばって児童公園をつくるという話です。最近、イギリスで『生きる LIVING』というリメイク版も公開されました。

 

3本目は、『最高の人生の見つけ方』(2007年、米国)。原題は「The Bucket List(棺桶リスト)」といい、死ぬ前にやってみたいことをやり尽くす映画です。2019年には、吉永小百合、天海祐希の主演で、日本版も公開されました。

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037.人生を考える映画(1)若者のキャリア形成はどの国でもたいへん!

今日から3回にわたり、人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介します。1回目は若者のキャリア形成の悩みを描いた映画3本です。

 

まず、『何者』(2016年、日本)は、就職活動に奮闘する学生たちが主人公です。佐藤健、有村架純、菅田将暉らが大学生役で出演しています。現在の就活における若者たちの悩みや、SNSでのコミュニケーションを垣間見ることができ、大人にも面白いと思います。

 

2本目は、『プラダを着た悪魔』(2006年、米国)。欧米では、新卒一括採用という習慣がないため、最初の仕事に就くのは、日本以上にたいへんです。この主人公も、不本意ながら秘書としてキャリアをスタートし、鬼のような厳しい上司に鍛えられていきます。

 

3本目は、『ブリジットジョーンズの日記』(2001年、イギリス)。出版社勤務の32歳独身女性の恋や悩みを描くコメディーです。

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036.変化の激しい時代に対応するため、「自己効力感」を高めよう!

自己効力感とは、「ある仕事を達成するために必要な行動を、うまくできそうに思えること」です。簡単にいうと、「自分にはきっとできる」と思えることです。これは、次の4つを意識することで、高めることができます。

1つめは、「成功体験」です。何かでほめられたり、上手くできたりしたことを思い出してみましょう。その成功体験は、「自分は、やってみれば何とかできる」という気持ちを高めることにつながります。2つめは、「代理学習」で、お手本になる人(ロールモデル)を作ることです。親、友人、同僚、身近な先輩などが上手く仕事をしていると、自分もできる気がします。

3つめは、「言語的説得です。他者からの励ましや承認の言葉により、「自分ならやれそう」という感覚をもつことができます。最後の4つめは、「生理的状態」を良い状態に維持することです。自己効力感が高い人は、変化への対応が上手になります。

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