057.管理職の基本(2)マネジャーに求められるコミュニケーションとは

マネジャーの役割は、チーム全体の成果を挙げることです。まず部下に対し、「愛」の気持ちをもちましょう。愛の反対語は、「無関心」です。愛のあるコミュニケーション力を高めましょう。

コミュニケーションには、(相手が)聞いてもいない、聞いてはいる、理解する、納得する、行動する、成果を出す、の6つの段階があります。仕事上のコミュニケーションの目的は、部下に行動して、成果を出してもらうことです。部下に伝わらないのは、発信したマネジャー(自分)が悪いという意識をもつ必要があります。

また、マネジャーには、「指示・命令」を出す管理的な役割と、「傾聴・相談」が主体のコーチングの役割があります。場面により、2つの帽子をかぶり分けるようにすると、チームの管理と育成がバランスよく進みます。

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056.管理職の基本(1)マネジメントとは何か

最近は、上司を見ていると大変そうなので、「管理職にはなりたくない」と考える若手社員が70%と言われます。これは、管理職の役割について、理解が浅い人が多いからだと思います。今回は、私が企業向け管理職研修でよくお話するポイントをお伝えします。

英語で管理職はmanagerです。Manageという動詞の意味合いは、「管理する」よりも「やりくりする」に近いのです。つまりmanagerは、自分が与えられた経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間)をやりくりするのが仕事です。また、「チームの成果を挙げる」という目的意識が重要です。

完ぺきな管理や指導ではなく、「やりくりが仕事」と考えると、少し肩の荷が下りるかもしれません。チーム全体の成果を出すため、長時間労働や属人的な業務をやめて、効率的なアプローチを考えていくことが「マネジメント」の役割です。

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055.ベンチャー企業で働く(4)ユニークな企業を紹介

最初に、どうすれば面白いベンチャー企業に出会えるかについて、3つのポイントをお話しします。次に、ユニークなビジネスで成功している5社をご紹介します。いずれも私が個人的に応援している企業です。

1社目は、「(株)スタメン」。ノンデスクワーカーの社内コミュニケーションを活性化するスマホアプリ「TUNAG」を開発。2社目は、「(株)リベロ」。企業の人事・総務部を効率化する転勤サポートサービス「転勤ラクっとNAVI」で成長中。3社目は、「(株)プログリット」。英語学習を叱咤激励するコーチングサービスで大成功。この3社は、いずれも東証グロース市場に上場しました。

4社目は、「(株)リアルミー」。ワーキングマザー専門の人材紹介会社。5社目は、「(株)エータイ」。僧侶が起業した、永代供養、墓地コンサルティングの会社です。

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054.ベンチャー企業で働く(3)社会的起業の事例紹介

今回は、売上拡大や株式上場を目指すのではなく、社会の困りごとを解決する「社会的起業」の事例をご紹介します。いずれも私が個人的に関わっていて、主要メンバーを尊敬している組織です。

1つめは「株式会社ワークライフバランス(WLB)」です。日本の働き方改革を推進するパイオニアとして、多くの企業や官公庁にコンサル活動をしています。最近は、霞が関の官僚、病院の医師、小中学校の先生のWLB向上に尽力しています。

2つめは、再生可能エネルギーの電力供給を行う「みんな電力株式会社」、3つめは、病児保育を推進する「NPOフローレンス」、4つめは子どもの貧困問題に取り組む「NPOキッズドア」、最後に高校生向けキャリア授業を行う「NPO16歳の仕事塾」を紹介します。いずれも、社会的意義の高い活動です。

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053.ベンチャー企業で働く(2)上場に成功した7社の事例

今回は、上場に成功したベンチャー企業7社をご紹介します。いずれも今は大企業ですが、このような会社に、もし10-15年前に入社していたら、会社の成長を実感でき、自分自身も新しいチャレンジができて、さぞ楽しかっただろうと思います。

 

楽天(1997年創業)はネットショッピングモール、ディー・エヌ・エー(1999年)はモバイルゲーム、アイスタイル(1999年)は化粧品の情報サイト@cosme、メルカリ(2013年)はフリマアプリ、サイボウズ(1997年)はグループウェアKintoneの開発、ビズリーチ(2009年)は有料登録制の転職支援サービス、エムスリー(2000年)は医師向け情報プラットフォームの会社です。

 

いずれもインターネット社会、デジタル化の波に乗って成功しました。これから10年後には、どんなベンチャー企業が成功するのでしょうか?

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