074.アンガーマネジメント:怒りをコントロールしよう!

アンガーマネジメントとは、「怒りの感情と上手につきあい、怒りをコントロールする技術」です。ストレスの多い現代では、自分の心を制御するのは大切なことです。皆さんも試してみてください。

方法としては、衝動のコントロール、思考のコントロール、行動のコントロールの3つがあります。まず衝動のコントロールでは、「イライラしたら6秒待つ」というテクニックが有効です。怒りのピークは6秒で、それを過ぎると理性的になれるそうです。

2つめの思考のコントロールでは、「まあ許せるゾーンを広げていく」テクニックが知られています。3つめの行動のコントロールでは、自分が変えられないことは気にせず、「自分でできることに注力する」テクニックを身につけられるとよいでしょう。

073.就活のコンプライアンス:裏アカにも注意!

最近、企業のリスク管理の一環で、従業員やアルバイト学生のネット上の情報調査が一般的になっています。ある人の名前などの基本情報からニックネームを推定し、サブアカウントや裏アカウントを調査する専門会社も現れています。すでに社会人の方も要注意です。

学生には就活前に、インスタグラム、X(Twitter)、ブログなどのSNSの投稿に注意するように促しています。SNSへの誹謗中傷など品の無い書き込みや、怪しいアルバイトの疑いがあると、企業は採用をためらいます。

実際、私が担当した学生も、どうやらネット上に金銭トラブルの形跡が残っていたようで、内定が取り消された事例がありました。SNSの情報開示については、将来、法律が変わる可能性もあります。「若気の至り」が、あとで問題にならないよう、気をつけましょう。

 

072.イマドキの就活成功事例(2)個性を活かした学生たち

現在はナビサイト上でエントリーするため、多くの企業に応募できます。そのため、学生が知っている消費財(B2C)企業は、100倍前後の高倍率になります。一方、法人向け事業(B2B)の企業は数倍程度の倍率が多いのです。よく業界・企業研究をして、他の学生と違う選択をすると、良い出会いにつながりやすいかもしれません。

今回は、自分が「好きなこと・やりたいこと」を起点に就活を始め、納得いく選択をした5人の事例をご紹介します。アパレルから不動産に関心が移った男子学生、車が好きで複数の自動車販売会社に内定した男子学生、Uターン志望で医療系商社に決めた女子学生、人気のリゾートホテルに内定した男子学生、人事部に将来的に行かれそうな企業に決めた女子学生の5人です。

071. イマドキの就活成功事例(1)激戦を勝ち抜いた学生たち

25年春卒業予定の大学生の就職活動は、そろそろ終盤戦。少子化が進み、企業の採用意欲も高く、就職率は97%以上です。学生は平均2.5社の内定をもらいます。でも、人気企業はいつの時代も激戦です。今回は、人気企業に内定をもらった4人の事例をご紹介します。

1人目は、テレビ番組制作会社に入った女子です。エントリーシートでは「最も感動した映像作品」について聞かれました。彼女は、社会性の高い作品について、深く考察できることが評価されたようです。

他には、海外赴任できそうな優良企業を探した男子学生、大手人材サービス会社など4社の内定をもらった女子学生、ダメ元で受けた市役所に決めた女子学生の事例をご紹介します。