126.大阪万博見学記(2)新技術・未来社会編

大阪・関西万博の2回目は、新技術や未来社会を考えさせるパビリオンを紹介します。まず「空飛ぶクルマ」は、日本だけでも4つのグループが開発しています。デモ飛行は見られなかったのですが、2030年頃の実用化を目指しているそうです。

企業グループのパビリオンでは、住友館と電力館が印象的でした。住友グループは400年以上の歴史をもち、鉱山の煙で木が枯れた土地に、植林をしてきたそうです。一人ずつがランタンをもち、森に隠れている動物を探すというアトラクションでした。

電力館は、多様なエネルギー源の紹介で、勉強になりました。万博は半年限定の「国際見本市」です。未来社会を想像し、国際化社会を感じるため、若い世代は、一度は行ってみることをお勧めします。

125.大阪万博見学記(1)海外パビリオン編

大阪・関西万博に行ってきました。私は1970年の大阪万博に、小学校2年生のとき連れて行ってもらいました。当時、ロケットや動く歩道といった新技術やさまざまな国の展示をみて、とても良い経験ができました。今回の万博も、特に若い方は、多くの気づきが得られると思います。

私が訪問した中で面白かった海外パビリオンは、ドイツ、フランス、ベルギーでした。ドイツは、環境先進国として、循環社会をつくる新しい技術の数々を紹介していました。フランスはそれとは正反対で、感性に訴える、デザインと光の展示でした。

小さな国は、特産品と観光の案内がメインです。過去最多の158カ国が参加していて、楽しく海外体験ができます。

124.好きなことから仕事を考える

就職支援をしていると、「何をやりたいのかわからない」という若者がたくさんいます。高校生くらいまでに、社会にどんな仕事があるのかを知っていくことが必要だと思います。今回は、小学生から大学生までに有効な、好きなことを起点にして、どのような仕事があるかを考えるワークをご紹介します。

数名のグループになり、大きな紙の真ん中に、誰かが好きなことを書きます。例えば、サッカー、ゲーム、生物、おしゃべり、といったことで構いません。次に、その好きなことに関連する仕事をどんどん書いていきます。もし「サッカー」であれば、プロサッカーチームに関わる人、サッカーを教える人、グッズに関わる人、メディアに関わる人など、たくさんの仕事が出てきます。

このワークを通じて、サッカーのプロ選手にはなれなくても、他の仕事でもサッカーの経験を活かせること、社会にはいろいろな仕事があることに気づくことができます。

123.伊能忠敬のセカンドキャリアに学ぶ

江戸時代末期に、はじめての日本地図をつくった伊能忠敬は、引退後のセカンドキャリアで偉業を成し遂げたことで知られます。忠敬は、千葉県佐原の農家に17歳で婿養子に入り、農業、酒・醤油作りに注力し、傾いていた家を立て直しました。優秀なビジネスマンで、人望も厚かったようです。

彼が素晴らしいのは、49歳で引退してから江戸に出て、勉強を始めたことです。19歳年下の師匠に弟子入りし、天文学や測量を学びました。幕府に認められ、55歳のとき、北海道の測量へ出かけました。

以降、10回にわたり、72歳まで17年間かけて日本全国を測量して歩きました。その距離は、地球一周相当で4000万歩と言われます。情熱と意思、それを支える健康と体力があれば、何歳からでも大きなことができるというお手本です。