041.セカンドキャリアの取り組み(2)笑っている父親を増やすファザーリングジャパン

日本で子どもが減少している原因の一つは、パパが家事・育児に参加しない、参加したくてもできないからだと言われます。NPO法人ファザーリングジャパン(FJ)は、16年前から「笑っている父親を増やすことで、より良い社会にしていく」ための取り組みをしています。

 

FJではこれまで、父親の育児に関するセミナーや、働き方改革やイクボス(子育てに理解のある上司)の啓蒙活動を全国で行ってきました。私も数年前からFJに参加し、最近は「シニアパパプロジェクト」で、45歳以上で子どもを授かったパパを応援する活動を始めました。

 

FJのメンバーにはユニークな経験をもつ人が多く、皆さんのセカンドキャリアや社会貢献の参考になると思います。

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040.セカンドキャリアの取り組み(1)本屋さんを起点に地域にコミュニティを作る

今年7月、東京・谷中に「Books & Coffee TAKIBI」という新タイプの本屋さんがオープンしました。国内の書店の数は、ピーク時の2万2千軒から、半分に減ったと言われています。地方都市では本屋さんの無い地域もあります。

 

TAKIBIを営むNPO法人ブックストアソリューションジャパン(BSJ)を設立した安藤哲也氏は、この現状を懸念し、地域の人が何となく集まる“たき火”のような書店を発案しました。谷中でうまくいけば、全国に展開する予定です。

 

TAKIBIは60人の棚主が、自分の本を持ち寄って販売する「棚貸し書店」です。私もこの番組のタイトル『2030年のキャリア戦略』という棚に、主にキャリア関連の本を置いています。安藤氏をはじめ、棚主の多くはユニークな経験の人たちです。皆さんのセカンドキャリアや社会貢献の参考になると思います。

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039. 人生を考える映画(3)どんな仕事も素晴らしい!

人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する3回目です。今回は、「どんな仕事もたいへんだが、本気でやると素晴らしい」ことを再認識する4本です。

 

まず、『スーパーの女』(1996年、日本)、伊丹十三監督の作品です。パート主婦が、ダメなスーパーマーケットを立て直すコメディーです。

 

2本目は、『フラガール』(2006年、日本)。福島県の炭鉱の娘たちが、ハワイアンセンターのダンサーになり、地域を活性化した実話です。

 

3本目は、『おくりびと』(2008年、日本)。失業した音楽家が、仕方なく納棺夫の会社に就職し、その仕事に誇りをもつまでを描いています。

 

最後は、『インビクタス 負けざる者たち』(2009年、米国)。南アフリカのラグビーワールドカップで、地元の南アフリカが優勝した実話です。ネルソン・マンデラ大統領のリーダーシップが勉強になります。

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038.人生を考える映画(2)シニア世代の生き方の参考に!

人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する2回目です。今回は、シニア世代の生き方の参考にしたい3本です。

 

まず、『マイ・インターン』(2015年、米国)。70歳のシニアインターン(再雇用社員)が、ベンチャー企業の女性社長を支援するストーリーです。シニア世代が社会で働き続けるための心構えや立ち位置が参考になります。

 

2本目は、『生きる』(1952年、日本)、黒澤明監督の名作。あまりやる気がなかった公務員が、がんで余命半年の宣告を受け、最後にがんばって児童公園をつくるという話です。最近、イギリスで『生きる LIVING』というリメイク版も公開されました。

 

3本目は、『最高の人生の見つけ方』(2007年、米国)。原題は「The Bucket List(棺桶リスト)」といい、死ぬ前にやってみたいことをやり尽くす映画です。2019年には、吉永小百合、天海祐希の主演で、日本版も公開されました。

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037.人生を考える映画(1)若者のキャリア形成はどの国でもたいへん!

今日から3回にわたり、人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介します。1回目は若者のキャリア形成の悩みを描いた映画3本です。

 

まず、『何者』(2016年、日本)は、就職活動に奮闘する学生たちが主人公です。佐藤健、有村架純、菅田将暉らが大学生役で出演しています。現在の就活における若者たちの悩みや、SNSでのコミュニケーションを垣間見ることができ、大人にも面白いと思います。

 

2本目は、『プラダを着た悪魔』(2006年、米国)。欧米では、新卒一括採用という習慣がないため、最初の仕事に就くのは、日本以上にたいへんです。この主人公も、不本意ながら秘書としてキャリアをスタートし、鬼のような厳しい上司に鍛えられていきます。

 

3本目は、『ブリジットジョーンズの日記』(2001年、イギリス)。出版社勤務の32歳独身女性の恋や悩みを描くコメディーです。

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036.変化の激しい時代に対応するため、「自己効力感」を高めよう!

自己効力感とは、「ある仕事を達成するために必要な行動を、うまくできそうに思えること」です。簡単にいうと、「自分にはきっとできる」と思えることです。これは、次の4つを意識することで、高めることができます。

1つめは、「成功体験」です。何かでほめられたり、上手くできたりしたことを思い出してみましょう。その成功体験は、「自分は、やってみれば何とかできる」という気持ちを高めることにつながります。2つめは、「代理学習」で、お手本になる人(ロールモデル)を作ることです。親、友人、同僚、身近な先輩などが上手く仕事をしていると、自分もできる気がします。

3つめは、「言語的説得です。他者からの励ましや承認の言葉により、「自分ならやれそう」という感覚をもつことができます。最後の4つめは、「生理的状態」を良い状態に維持することです。自己効力感が高い人は、変化への対応が上手になります。

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035.アサーティブなコミュニケーションを身につけよう(2) 伝え方のポイント

アサーティブに伝える方法として、DESC法がよく知られています。Describe(事実を客観的に描写する)、Explain(自分の気持ちを説明する)、Specify(具体的に提案する)、Choose(選択肢を示す)の4ステップの頭文字を示したものです。

 

例えば、部下から来週の会議で使用する企画書が上がってこない場合、どのように伝えますか?

あるいは、入社1年目の後輩が、書類を遅れて提出することが多い場合、どのように伝えますか?

いずれも、自分の意見・考えを押し付けるのではなく、アサーティブに伝えることが大切です。

 

また、「フィードバック」は、過去を振り返って、ダメだったことを指摘するイメージですが、最近は「フィードフォワード」の方が良いと言われます。未来に向けて、前向きな解決策を一緒に考えるコミュニケーションだからです。

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034.アサーティブなコミュニケーションを身につけよう(1) 傾聴のポイント

アサーティブは、「上手に自分の意見を主張すること」です。最近は小学校でもアサーティブを授業で学んでいます。社会人基礎力にも聞く力(傾聴力)や伝える力(発信力)が入っています。それほど、現代に必要なスキルなのです。

 

アサーティブコミュニケーションの基本は、傾聴する、励ます・褒める、尊敬する、信頼する、受容する、上手に伝える(交渉する)という6つの要素です。今回は特に、傾聴力について説明します。

 

傾聴とは、相手の話に関心をもって、共感しながら聴くことです。傾聴により、職場の人間関係や顧客との信頼関係がより良いものになります。傾聴に上達するには、相づちをうつ、相手の言葉を繰り返す、内容を要約する、適切な質問をして話を引き出す、批判しない・アドバイスしないといった5つのポイントがあります。

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033.トランスファラブルスキルを身につけ、エンプロイアビリティを上げよう!

自分のスキルの中で、汎用性があり、他の会社や仕事でも使える強みを「トランスファラブルスキル(移転可能な能力)」といいます。主体性、リーダーシップ、実行力、積極性、チャレンジ精神、臨機応変、独創性などが、例として挙げられます。

 

エンプロイアビリティ(雇用される能力)を維持・向上させるには、意識して努力を継続しないといけません。スキルは、時間の経過(年齢)とともに陳腐化し、必要とされるスキルとの間にギャップが生じるためです。

 

トランスファラブルスキルを身につけると、エンプロイアビリティが向上します。多くの組織に求められるスキルをもつためです。従来のスキルアップは、ハシゴをまっすぐ登るイメージでしたが、最近はジャングルジムを登りながら、少しずつスキルを身につけるイメージに変化しています。つまり、どこから登ってもよいし、途中でルートを変えてもよい、休んでもよいのです。

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032. 仕事に必要な能力とは?:コンピテンシー(行動特性)が重要!

人の能力は、氷山のイメージで、上から順番に、知識、スキル(技能)、コンピテンシー(行動特性)、価値観、動機の5段階があります。知識、スキルは、水面上に出ていて、目に見えます。コンピテンシー、価値観、動機は、水面下に隠れていて、外部からは見えません。

コンピテンシーは、主体性、働きかけ力、実行力、課題発見力のように、社会人として仕事をする上で、必要な良い行動の習慣です。グローバル企業では昇進や昇格の評価は、コンピテンシーが対象となることが多いのです。

自分が不足しているコンピテンシーは、本やトレーニングで高めることができます。例えば、主体性が足りない原因が、論理的に物事を整理して伝える力の不足であれば、ロジカルシンキングや企画力のスキルを上げる工夫をしていくとよいのです。

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